楽器がやりたいけど、楽譜が読めない・・・。
この悩みを抱えている仲間は多いと思います。私もそうでしたし、いまでもまだまだダメです。
しかしあるとき考えました。楽譜は語学でいうところのテキスト。テキストは勉強しなければ理解は出来ない。英語の単語を辞書で一生懸命引いて調べて覚えたように、楽譜だって勉強しなければ、覚えられない。このあたりまえのこと、忘れてないかなと。
タブ譜は確かに便利ですが、やはりリズムをつかむには楽譜が読めなければ話になりません。音のつながりはあっても曲にはなりません。てなわけで、CDを聴いて耳で覚えるのはあくまで演奏のサポートにはなりますが、楽譜を読む練習はやはり読む練習をしなければならないのだと。
そんなわけで、僕がやっていた楽譜の練習をすこし紹介したいと思います。実はカルチャーセンターでは教えてもらえなかったので、
CD付 クラシックギター大全 第1集 入門~初級
にも書いてある方法を紹介したいと思います。
まずは、五線の線と線の間にある音を覚え、瞬時にレ、ファ、ラ、ド、ミ、ソがわかるように練習します。次に線の上にくる音を覚え、これをマスターしたら、5線の上と下にはみ出す音を覚えます。
次にギターの1フレット目から5フレットくらいまで、音を探りながらどんな音があるのか把握します。順番に弾いていけば半音ずつ上がっているのに気づくと思います。このあたりは単語の暗記に近いかもしれません。
最後が、リズムの習得です。4分の4はイメージしやすいですが、4分の3はどうでしょう。分子の数字に注目してみましょう。3回かぞればOKです。(笑)
藤原先生は楽譜を覚えることを自動車の教習に例えられています。いまはえーっと、バックギア入れて、クラッチつないで、あっ!エンスト!みたいな状態。でもそのうち、無意識で出来るようになる。一度覚えてしまえば、一生もの。これと楽譜もおなじだと。なるほど、分かりやすいですよね。